始まりは・・・・。
なんだか久しぶりに日曜のAMラジオを聴きながら、お仕事に勤しんでおります。
夜はこれまた久しぶりに、三茶の飲み屋さんの3周年パーティーに出かけるので、ノンビリやっている場合ではないのですが、何故か釣具の引き出しを漁ってリールを引っ張り出して並べてみました。
まあ、それにしても、ガラクタみたいなリールばかりゴロゴロでてまいりました・・・。
実際に使っているのは、3つ4つですが、フライを始めた当時買ったものなど、少ないお小遣いを捻出して、ショップで悩みながら買って帰った事など、懐かしく思い出したりいたします。
最近メインに働いているのは、ハーディーのマークスマン。この2年ほどは、殆どこれを使っています。
ハーディーらしくないデザイン(エンジェルに近いのかな?)で、軽量なのが気に入っています。
が、いかんせん、ハーディーの中では廉価版だけあって、機能的にはちょっと、いただけません。テンションを掛けるイタバネが弱く、すぐ、バックラッシュいたします。自分で調整して少しはよくなりましたが、暫く使っていたら、また、元に戻ってしまいました。
クリック音が好きなのは、ハーディーのフェザーウェイト。買った当時は、今の値段の半分以下でしたから、もう一台買って置けばよかったと、後悔しております。手持ちで一番好きなリールはこの、フェザーウェイトですね。
一番最近手に入れたのは、真ん中にある、なんちゃってバーミンガムタイプの小さいヤツ。
大きさは、後ろのRSTのベリル#0とほぼ同じですが、ラインキャパが、DT#3のハーフしか入りません。当然、造りはお世辞にも褒められませんが、これで¥7.000-ですから、もうワンサイズ大きいヤツを買おうかと思ってます。こう言うチープなヤツ、大好きですね。
最後は、私のフライフィッシングの始まりのリール。
確か、中学に入ったばかりの頃だったか、小6の頃だったか。
今から、30年以上前に初めて買ったリールとライン。
小5の移動教室(懐かしい響き!)で、芦ノ湖に出かけたとき、霧の立ち込める湖岸に出ると、沖のほうから2人の釣り人が岸に向かって歩いてきました。
一人は、大きな魚のエラに人差し指を通していました。手には雑誌でしか見たことが無い竿の後ろにリールがついたタックル。それが、ワタシがはじめて見たフライマンでした。ウエーダーにフライベスト、ハッとを被った姿は、今でも鮮明に脳裏に焼きついています。
当時、私の実家のある駅のデパートには、フライショップがありました。
輸入物の竿やリール、グリズリーのハックルが、手の届かないショーケースに納められていて、毎日出かけては、指を咥えて眺めた物です。
なんせ、竿は10万円・・。ハックルも2万円くらいだったと思います。
当時、行きつけの近所の釣具やも、店の親父が道楽者で、結構海外に出かけるような釣りキチでしたので、狭い店内には、珍しい輸入物の釣具が並べられておりました。
バスフィッシングが流行り始めた頃で、ワームがフックとシンカーがセットされた物が、1本500円もいたしましたっけ。
そんな中に、国産のフライリールがあったのでした。今見ると、とてもフライリールと呼べるような代物ではないのですが、それでも、何とかお年玉の残りで買える値段だったんで喜んで買った覚えがあります。たしか、1980円だったかな?!
しかし、肝心のラインは、とうぜん輸入物しかなく、3Mのだったと思いますが、4000円近く出して、買った覚えがあります。
これに、ジムグリーンのフライキャスティング教書。
当然、竿は変えないので、グラスのソリッドや、へら竿のガイドをつけた自作物。
使い物になるはずも無く、その後、暫くはお蔵入りとなったのでした。
当時買った、バイスもどこかにあったはずだから、こんど、引っ張り出してみようかと思います。
今は、いい時代ですね。安くても、しっかりしたタックルがたくさんあって。
子供の小遣いでも、何とか買えるものもあるし。
でも、新たにFFを始める人は少ないんですね。このまま先細りでは、また、竿1本ン10万円なんて時代になっちゃいそうです。
お父さん方、お子さんにも、釣りを教えてあげてください。
FFじゃなくても、ミミズで玉ウキとにらめっこなんて、楽しいですよ。
長文、駄文、失礼いたしました・・・。
by iwanao65
| 2008-10-05 12:38
| グッズ