そして、パラダイスへ・・・・。
歩いて歩いて2時間ほど、ジーンズで餌とフライの2本の竿を持って友人と出かけた
パラダイス・・・。
記憶の中の美渓は、当時の姿のままオッサンとなった5人を迎えてくれるのでしょうか・・・・。
まあ、27年も経つと少年だったメンバーも当然オッサンになるわけで、しかもなれない重荷を背負って(まあ、人生の重荷やら、酒やビールの重荷やら・・・。)
歩き始めた先はダラダラの上り坂。中でも足を引っ張るオッサンが必ず1人はいるわけです。
まあ、ワタシんなんですが・・・。
歩けども歩けども上り坂。途中、川を覗いてはいい魚がライズしたり、クルージングしていたり。
そんな光景を見ながら自らの足にムチを入れ、なんとかテン場にたどり着いたのは3時間少々・・。
テントの設営を済ませ、オニギリをほおばって早速2手に別れ渓に散りました。
ワタシはozさんと上流部へ。
フラットで美しい水の流れる渓。
早速岩の下からヤマトイワナがゆっくりとフライに浮上してきました。
その後も、ozさんと交代でフライを流し、喰った!外れた!!なんて騒ぎながら3時間ほど。
暗くなる前にテン場へ戻る事にいたしました。
当然、夜の宴会はオッサンパワー全開!!キャンプ場や民家の近くなら確実にお巡りさんに通報されるほどの爆笑が響き渡りました・・・。
「誰や!こんなに酒もってきたんわ!?」
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「あほう!酒が無くなってしもうたやないかい!!」
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「オシッコするから、誰か一緒に来て・・。」
「笛吹かんとあきませんよ!」
ピ~~~~~~!ピ~~~~~~~~~!!
実は、宴会前にちょっと先の水場に行ったdaikyuさんが、熊と遭遇しておりまして、何かと言うと笛をふく有様です。
酒も無くなって3人さんがご就寝となった所で、shojiさんのとっておきのスコッチを一杯づつ、2人でいただきながら今日一日を反すうした後、ばたんきゅ~。
翌日、昨日とは逆のポイントに入って昼までの4時間ほど釣りをして、皆で川原でソーメンを頂いて
少し軽くなったザックを背負って、来た道を戻るオッサン達でありました・・・。
27年前のパラダイス・・・。
ヤマトとタナビラ混生の美渓。
アブも少なく、熊も出る!
魚は多く、美しい。
ただし、重いザックを背負って3時間あまり・・・。
今回、27年ぶりの渓に案内していただいたdaikyuさん、そして、いつもいつもの大騒ぎを快く受け入れていただいたozさんに、感謝感謝でございます。
渋滞を避け、夜中に高速に乗ってたどり着いたパーキングで、素晴らしい朝焼けが迎えてくれました!
by iwanao65
| 2009-08-18 12:02
| キャンプ釣行