たまにはお仕事の話しも・・・。
昨年、清水の舞台から転落して導入いたしました、イボクラー社の「e.MAX+」(キャスタブル
セラミックの機械)を使用した技工物を新年になってやっと稼動開始いたしました・・・。
たまには皆さんが目にすることの無いでありましょう、歯科技工のお仕事の一端をチョロ見していただこうかと思いまして。
右上の小臼歯です。(4番目の歯、犬歯の次ですね・・・。)
まずは模型を作って、そこにワックス(専用の蝋です。)を溶かして盛り上げて、削って盛ってまた盛って・・・・。
患者さん固有の歯の原型を造ります。
(ついでにサンプル用にも1つ・・。)
通常のセラミック(金属に焼き付けるタイプ)ですと、この原型のセラミックに置き換える部分を削り取りますが、今回の「e.MAX」では、原型そのままがセラミックに置き換わります。
コイツにセラミックを鋳込む湯道となるワックスを取り付けて、専用の台に取り付け、シリコンの枠を被せて、埋没材を流し込めば鋳型が出来ます。
コイツを850℃の電気炉にぶち込んで、待つこと45分。
ワックスが溶けて空洞になった鋳型にいよいよセラミックを軟化して鋳込みます!が、写真は無し!
とりあえず、このマシーンの中でセラミックを軟化して鋳型に押し込んでいる最中です・・。
(自動なので、待つだけ・・・。)
で、鋳込みが終了して、鋳型から慎重に掘り出して(コレが大変・・・。)サンドブラストで細かい埋没材をとばして、フッ化水素(怖い怖い液体で御座います・・。)に入れて超音波洗浄器にぶち込んで待つ事暫し、模型にピシャリと嵌って戻した素の状態がこれ。
コイツに専用のステイン(着色)を施し、焼成・・を繰り返して指定の色を再現いたしますと。
完成で御座います!
かなり、途中の作業を端折ってしまいました(作業していると写真どころの余裕が無い物で。)
問題なく患者さんの口腔内にセットされればそれで完成の完成・・。
と、上手くいきますでしょうか。
今回はオールセラミックスの修復物をご紹介いたしましたが、また、余裕のあるときに他の仕事も写真に収めて紹介したいと思います。
もう少しちゃんとした写真が撮れる様(資料として残せるくらいの?!)簡単なマクロライトを注文いたしましたので(フラッシュではありません。)、次回からはもう少し、それっぽい写真でご紹介できるかと思いますが・・・・。
セラミックの機械)を使用した技工物を新年になってやっと稼動開始いたしました・・・。
たまには皆さんが目にすることの無いでありましょう、歯科技工のお仕事の一端をチョロ見していただこうかと思いまして。
右上の小臼歯です。(4番目の歯、犬歯の次ですね・・・。)
まずは模型を作って、そこにワックス(専用の蝋です。)を溶かして盛り上げて、削って盛ってまた盛って・・・・。
患者さん固有の歯の原型を造ります。
通常のセラミック(金属に焼き付けるタイプ)ですと、この原型のセラミックに置き換える部分を削り取りますが、今回の「e.MAX」では、原型そのままがセラミックに置き換わります。
コイツにセラミックを鋳込む湯道となるワックスを取り付けて、専用の台に取り付け、シリコンの枠を被せて、埋没材を流し込めば鋳型が出来ます。
コイツを850℃の電気炉にぶち込んで、待つこと45分。
ワックスが溶けて空洞になった鋳型にいよいよセラミックを軟化して鋳込みます!が、写真は無し!
とりあえず、このマシーンの中でセラミックを軟化して鋳型に押し込んでいる最中です・・。
(自動なので、待つだけ・・・。)
で、鋳込みが終了して、鋳型から慎重に掘り出して(コレが大変・・・。)サンドブラストで細かい埋没材をとばして、フッ化水素(怖い怖い液体で御座います・・。)に入れて超音波洗浄器にぶち込んで待つ事暫し、模型にピシャリと嵌って戻した素の状態がこれ。
コイツに専用のステイン(着色)を施し、焼成・・を繰り返して指定の色を再現いたしますと。
完成で御座います!
かなり、途中の作業を端折ってしまいました(作業していると写真どころの余裕が無い物で。)
問題なく患者さんの口腔内にセットされればそれで完成の完成・・。
と、上手くいきますでしょうか。
今回はオールセラミックスの修復物をご紹介いたしましたが、また、余裕のあるときに他の仕事も写真に収めて紹介したいと思います。
もう少しちゃんとした写真が撮れる様(資料として残せるくらいの?!)簡単なマクロライトを注文いたしましたので(フラッシュではありません。)、次回からはもう少し、それっぽい写真でご紹介できるかと思いますが・・・・。
by iwanao65
| 2011-01-13 12:48
| お仕事